スライドの作成・利用・結果をつなげる!
作成が目的化?、保管で安心?

スライドはシンプルなツールですが魅力があります。

伝えるツールとして魅力のあるスライドですが、
誤解してしまうと残念なこともあります。

本来の使用目的からさかのぼって誤解を避けておけば、
スライドの作成も利用も無駄にはなりません。

スライドの誤解 シンプルだが魅力

いわゆる「Officeアプリ」といったアプリがあります。

WordやExcel、PowerPointなどの仕事で利用される定番のアプリです。

WordやExcelに比べて、PowerPointはシンプルなアプリです。

機能は多々あるとはいっても、仕事のための「紙芝居」での利用
と割り切ることができます。

他方、PowerPointでのスライドの作成や利用に誤解があると、
かえって無駄が生じてしまうことがあります。

スライドの誤解 作成と利用の誤解

税理士業をしていると、お客様への説明の機会が多々あります。

税務会計の数字を盛り込んだ説明ではExcelを利用することが適切
ということがあります。

一方、考え方や全体像の説明ではPowerPointのスライドを選択
と使い分けて利用する場面もあります。

私は制度の説明や処理の概要をお客様に伝える場合には
スライドを作成して利用しています。

わかりやすく伝えるためにはスライドの編集が必要ですが、
適切な範囲で取捨選択するようにしています。

たとえば、消費税の説明。

本則課税の処理だけを伝えればいいはずのお客様に対して
簡易課税の説明窓は不要です。

本則課税であっても関連する仕組みをすべて伝えるスライドは不要です。

漠然とした対象を想定してのスライドは重要ではありません。

課題を解決したり、次の成果につなげるためのツールとして
スライドを利用するにすぎません

スライドの誤解 結果につなげる!

ウェビナーに参加した際にスライドが配布されず、
アンケートに応えた方のみに送られることがあります。

私はササッとアンケートに応じるタイプです(笑)。

適切な意図で作成されたスライドは後々参考になります。

反面、スライドを手元に確保したことが成果と誤解してしまう
といった残念なこともありがちです。

スライドはシンプルで魅力的なツールですが、

  • 作成の意図や目的
  • 次の行動につなげているか?

といったチェックがないと空振りになってしまいます。

スライドの作成・利用・結果をつなげていく必要があります

スライドは伝達したことを実行までをつなげるツールです。

 

蛇足
アイキャッチ画像は柿の花です。
熟した実の色の印象が強いので花の色にはピンときませんね。
花にはクマも寄ってこないので安心して見ていられます(笑)。

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