効率的じゃなくても改善を進めていく!
小規模経営のメリットを活かす!

「効率」と「改善」が常にセットとは限りません。

中長期での改善に期待できるのであれば、短期の効率は棚上げ
も選択肢になります。

小規模の組織だからこどできることもあります。

食欲を優先の桜もち

改善を優先 定石も行儀も不要!?

どんな組織の経営でも、「改善」は好印象です。

営利・非営利、個人・法人の違いなく期待する活動です。

大組織での改善であればコストや労力に与える影響は大きくなります。

数百時間以上・数百万円以上の削減効果が実現できれば
経営にはプラスです。

一方、改善活動が失敗に終わると、期待ハズレだけでなく、
投資した時間や労力まで失われます。

改善を進めるうえで、

  • 現状の分析
  • 課題や目標の設定
  • 改善の選択肢の検討
  • 組織全体での改善の周知・管理
  • 改善活動の振り返り etc

と定石の展開が必要とされるのも無理はありません。

他方、個人経営や小規模組織での改善はというと…!?

定石にこだわる必要は少なめです。

桜もちの塩漬けの葉っぱごとバクっといただくといった
行儀の悪さも悪くありません(笑)。

改善を優先 非効率でも始める!

業務の改善は多岐にわたります。

目立つ対象では、ペーパーレス・キャッシュレス・オンライン化
といった対象があります。

どの対象も改善のためのコストやスキルが過大
とはいえません。

たとえば、売上の請求と回収の確認。

書面での請求書を印刷・封入して郵送、後日銀行の通帳を記帳して
入金を確認するという一連の工程があります。

上記の工程であれば、

  • メールで請求書のPDFファイルを送信して、
  • インターネットバンキングで入金を確認

といったシンプルな変更でも改善は見込めます。

販売ソフトや会計ソフトとのデータ連携もできれば、
さらに効率的になりそうです。

他方、上記のようなちょっとした改善であっても
期待通りに進まない可能性はあります。

たとえば、メールの利用が億劫な取引先であったり、
現金払いの取引先がある場合。

規模の大小にかかわらず、取引先は外部の組織なので
調節同行できません。

小規模な取引だからこそかえって非効率が残ります。

うっかりすると、世代交代を待ってしまいそうですが、
何世代先になるかわかりません(笑)

完全な移行を待たずに改善を進める選択があります。

改善を優先 美味しいタイミングを逃さない!

取引先で改善活動に沿わない業務をされる方もありますが、
全体では少数にとどまるのであれば改善を進めます。

部分的に非効率を残っても、改善での効果が上回ります。

大組織であれば、改善以前の分析や検討、周知の徹底を図りますが、
小規模な経営であれば、実行が優先です。

イレギュラーな対応は効率面では残念ですが、全体・中長期で補えます。

桜もちと同じく(笑)、美味しいタイミングを逃さないことがおすすめです

 

蛇足
アイキャッチ画像は桜もちです(「つるやハニー 石川県白山市」)。
桜もちは和菓子の中でも香りの強さが際立っています。
「長命寺」タイプは乾燥に弱いので放置厳禁です。
眼の前にあれば放置することはありませんが(笑)。

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