割り切って覚えるが効率的な近道!
已己巳己で悩まない方法とは?
サブタイトルが謎ですね(笑)。
アタマを使え!とは言いいますが、どう使うかが問題です。
前向きに先送りも必要です。
覚える割切 巳・已・己?
2025年(令和7年)は「巳年(みどし・へびどし、キノトミ)」です。
私は1977年生(昭和52年生)なので年男となります。
「蛇」はわかりやすい漢字ですが、「巳」は「已」や「己」と混同しがちです。
似ていて区別がつきにくい喩えに「已己巳己(いこみき)」という表現もあります。
正攻法で区別するなら漢字の成り立ちから理詰めで区別しますが、
割り切って覚えてしまっても問題なさそうです。
由来は不明ですが、下記のような覚え方があります。
- 「巳」ミは上に、
- 「已」スデニ・ヤム・ノミ中につき、 ※イとも読む
- 「己」オノレ・ツチノト下につくなり ※キ・コとも読む
「已(スデニ)」は古文の活用で「已然形(イゼンケイ)」でも使われています。
「己(ツチノト)」はなじみが薄い印象ですが、干支に関連します。
(来年の干支が言えますか?)
学術的な理解よりも間違えない。区別できることがとりあえず優先です。
已己巳己の知識はトリビアルな話題ですが、仕事でも同じアプローチは有効です。
覚える割切 わからない?
税務会計に限ったことではありませんが、専門用語や表現に出くわすと
判断力低下して思考停止になりがちです。
難解で込み入っている内容だからとは限りません。
たとえば、複式簿記の「借方(かりかた、左側)」と「貸方(かしかた、右側)」。
借方と貸方の文字が見えた瞬間に、わかんないッ!と突き放されそうです(笑)。
私は税理士で複式簿記と向き合うことが仕事でもありますが、
わかんないッ!を通り越して、どうでもいいッ!という段階です(笑)。
複式簿記の成り立ちから借方・貸方を理解するアプローチもありますが、
実務上必要でもなければ、推奨する理由もありません。
割り切って覚えてしまって、利用する側になることが優先です。
(大人の教養簿記Vol.2 丸暗記からスタート!?)
覚える割切 始めるから利用できる・わかる!
できればやってみたいといった対象は先送りしがちです。
締め切りやペナルティがない場合にはありがちです。
とりあえず試してみる、利用してみるアプローチがあります。
無料サービスなどの利用が当てはまります。
コスト・費用が足かせの場合に有効なアプローチです。
わからないことやとっつきにくい対象を始めるのであれば、
理解よりも割り切っての丸暗記がおすすめです。
始めてみることでわかることや必要性を実感できることもあります。
自力・単独では限界がある場合にはサポーターをつける、
税務会計分野では税理士に依頼も選択肢です。
先送りでは見えてこなかった展開が見えてきます。
蛇足
已己巳己は漢字の形の類似からのわかりにくさもありますが、
漢字の読み方が複数あるややこしさも輪をかけています。
「子子子子子子子子子子子子(猫の子子猫獅子の子子獅子)」
といった言葉遊びとも通じますね。
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