すれていない仕事の姿勢に改善するには?
残念なルーティンから抜け出す!
11月末になってくると、じわじわ「年末年始」と
区切りをつける時期になってきます。
悪く言えば、毎年の先送りと向き合う時期かも(笑)。
締め切り効果も悪くありませんが、アプローチを変えると、
もっと前向きになれそうです。
すれていない 前向きな姿勢が共通
10月から11月にかけて数回の税務相談に参加しました。
レギュラーのお客様ではなく、一見さんからの税務相談です。
所得税や相続・贈与税、相談内容もバラバラだったものの、
相談者の前向きな姿勢が共通していました。
- 情報の収集
- 手元の資料の保管や整理
- 質問や相談事項を準備しての面談 etc
税金の負担額は相談者ごとに異なるとはいえ、負担は負担です。
一方で、「納税の義務」や「申告期限」とは切り離して
状況を進めていける姿勢には魅力が感じられました。
いわゆる「すれてない」姿勢という印象でした。
すれていない 残念な義務とルーティン
税金の申告・納税に限らず「義務」が全面に出ていると、
- とりあえず
- 最低限
- ギリギリまで放っておく(笑)
と消極的になりがちです。
義務感で何度も同じ処理や対応がルーティン化すると、
状況を改善するモチベーションは持ちにくくなります。
うっかりすると、2025年(令和7年)の確定申告期限が
3月17日(月)ということに狂喜しかねません(笑)。
仕事でも生活でも残念な展開がルーティン化していると、
長い目ではズルズル・グズグズと後退してしまいます。
すれていない 前向きに置き換える!
残念なルーティン状況からの改善には「置き換え」が
おすすめできます。
事業経営の税務会計処理であれば、
- 手書き・表計算ソフト → 会計ソフト
- 会計ソフト → クラウド会計
- 書面で申告 → 電子申告
- 納付書で納税 → キャッシュレス納税 etc
既存のやり方を変えようとするとコストや運用面での不安があります。
会計ソフトを導入してみたが、イマイチ使えなかった等々…
新しい試みには挫折や失敗、ムダが生じます。
他方、前向きな試行錯誤であれば、情報の収集や比較・検討に
時間を割けるので成果につながりやすくなります。
前向きな試行錯誤といっても単独でやりきるだけでなく、
状況次第で外部のサポートも選択できます。
申告期限ギリギリになってしまうと、サポートの依頼ではなく、
「丸投げ」の依頼に選択が絞られます。
当たり前にしていたやり方の置き換えを考えてみると、
残念や行き詰まりから抜け出すきっかけになります。
蛇足
アイキャッチ画像は事務所の近くで撮影しました。
歩道に落ち葉が積もっている光景がみられます。
もうしばらくすると、積もるのは雪かもしれません。
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