お中元での落とし穴 オンライン注文と税金
何かと落とし穴。
お中元での落とし穴 お歳暮もお礼も
虚礼だのなんだの言われつつ続く習慣の一つにお中元があります。
昭和の時代なら、カルピスやゼリーの詰め合わせが定番だった印象があります。
お中元には、普段の生活では見かけない、期待感が高まる贈り物というイメージがあります。
そうした非日常だけど、もうちょっとで手が届きそうな贈り物という点では、お歳暮もお礼での贈答も同じといえます。
子供のころなら、いただく一方でした。
が、諸々の事情から年とともに、贈る側にまわるようになっていきます。
私は今のところ、そうした中元・歳暮・贈答のやりとりは多くありません。
とはいえ、いざ贈る際にはいろいろ気を遣うものです。
お中元での落とし穴 オンライン発注での落とし穴
コロナ禍の影響もあり、贈答の発注もオンライン(ネットショッピング)での発注で済ませる方も多いかもしれません。
コロナウイルス感染が収束しているとは言い切れない状況です(2020年7月11日現在)。
デパートなどのお中元の受付で長時間待つよりも、オンラインで発注を済ませる方が合理的です。
とはいえ、若干の落とし穴があります。
贈答品の発注に不慣れな方が、落とし穴の対象です(笑)。
私は以前、お礼のお返しとして贈り物をデパートで手配しようとしたことがあります。
気の利いたお菓子が良いかと思って選択したのが、マカロン。
カタログで見た限りでは、値段も妥当で、見栄えも良いように思えました。
オンライン(そのときはファクスでしたが)での発注もできたのですが、贈答品の発注に不慣れなため、リアルの店舗に行ってみました。
予定していたマカロンもありましたが、発注を取り止めました。
理由は、マカロン(の詰め合わせ)が軽かったことです(笑)。
マカロンの価格を知っている方なら、贈られてきたマカロンに納得されるかもしれません。
その一方で、初マカロンの方にとっては、「・・・?(軽ッ!)」という残念な印象になりかねません。
贈答品の発注に不慣れな方にとっては、カタログの情報だけでは足りないこともあります。
オンラインでの発注で済ませるなら、贈る側も贈られる側もイメージや価格のバランスが共通しているものが無難です。
お中元での落とし穴 税金での落とし穴(はあるのか?)
お中元などの贈答といっても、取引ともいえます。
贈られる側にとっては、個人なら贈与や所得(一時所得や雑所得)、法人なら雑収入になる可能性もあります。
あくまで厳密に、贈答を取引としてとらえた場合です。
一般には、お中元などは社会通念上のやりとり、つまりは風習や習慣としてスルーされます。
言い換えると、贈答での税金の落とし穴(=後々税金を払う)は、やりとりされた対象(の金額)が社会通念や風習や習慣から逸脱した場合ということになります。
いつか直面したい問題です(笑)。
蛇足
コロナ禍でのお中元、「お中元 マスク」と検索したところ、マスクメロンだけでなく、マスクもヒットしました(笑)。
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