キーボードの代わりはありません!
Googleスプレッドシート✕タブレットは最適解か?
これは最適解じゃないはず!と思って効率性を追求する
といったアプローチは大切です。
反面、現状の手段やツールへの否定に終始してしまうと、
かえって非効率の落とし穴にはまります。
キーボードとのつきあい方は効率化の上で無視できません。
キーボード 不格好で面倒くさい
毎日使っている「筆記用具」は何か?と問われると、
- ボールペン
- キーボード
という2つに絞れます。
高校入学以来、鉛筆やシャープペンを使うことがなくなり、
ボールペンがメインになりました。
とはいえ、最も多く「筆記(入力)」しているツールは何か?
と問われるとキーボード一択と断言できます。
配列や大きさ、打鍵感などの違いがあるとはいっても、
デジタルでの処理ではキーボードが欠かせません。
QWERTY配列といった不格好で残念な造りであり、
平面上で両手を使う仕様が基本と面倒くさいツールです。
それでも、キーボードの代わりは現状ありません。
キーボード タブレットでの入力は効率的か?
スマホの画面が大型化したとはいえ、処理には不向きです。
タブレットであれば、11インチ以上のサイズも増えており、
さらにタッチ操作や音声入力も容易です。
パソコンよりも入力の効率性が良さそうな印象があります。
たとえば、Googleスプレッドシートでの記帳。
あらかじめ入力内容を限定して設定しておくことで、
タッチ操作で処理を簡略化することができます。
「データ」→「データの入力規則」→「日付」の設定で、
カレンダーから日付を入力出来ます。
「表示」→「プルダウン」で特定のリストから選択できます。
取引の相手先や内容の入力では、
- 音声入力
- タブレットのソフトのキーボード
とハードのキーボード以外を利用することも可能です。
入力をIT利用の「壁」と感じている方にとっては朗報です。
特定の処理に限定すれば、タブレットの機能を利用した入力は
効率的な選択肢になります。
他方、条件や環境を整えた状態という制約や限界が目立ちます。
キーボード 唯一じゃないが代えがない
効率的な入力では、高速でのタッチタイピングを想定しがちですが、
スピードの向上が必須とは言えません。
むしろ、特定の入力条件や環境が揃っていない場合でも、
キーボードでの入力をためらわないことが大切です。
効率化を進める上で残念な対象は時間のロス、待ち時間です。
多少の間違いや非効率があっても、積極的に処理を進められれば、
修正や改善でリカバリーできます。
キーボードを利用しない、特定の条件や環境を待っていると、
かえって出遅れる上に発展性もありません。
ローマ字入力、ホームポジションからの指の動かし方と、
キーボードでの入力の初期にはつまづくこともあります。
とはいえ、キーボードの代わりはないという割り切りがおすすめです。
不格好なキーボードと割り切ってつきあっていくと、
結果的に効率的な処理にたどり着けます。
キーボードの代わりを探す時間は必要ありません。
蛇足
アイキャッチ画像は手持ちのキーボードです。
この他に折りたたみ式のキーボードが2つ使っていました。
税理士ですが、電卓へのこだわりはありませんが、
キーボードへの関心はこれからも続きそうです。
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