年表記は西暦・和暦どっちを利用するか?
換算方法をショートカット!
広い意味で「ローカル」なカテゴリーの問題です。
カレンダーをみることが多くなる時期に気になるテーマです。
年表記はどれ? 基準で混乱?
日本では現状、年表記が「西暦」・「和暦」がメジャーです。
「皇紀」といった表記もありますが、割愛します。
(「皇紀」元年は紀元前660年です)
「公用文作成の考え方」は文書作成では参考になりますが、
年表記については言及がありません。
(文章での情報を発信をするなら「公用文作成の考え方」が参考になります!)
年表記のカチッとした基準は明確ではないので、
- 誤解が生じない
- 効率的な表記
といった選択を私はしています。
ブログでも、「2023年(令和5年)」といった表記をしています。
西暦だけでも和暦だけでの表記では文脈や読み手によっては
換算の不都合が生じます。
年表記では西暦と和暦の併記がかえって効率的でおすすめです。
以上。
年表記はどれ? 境い目と換算のコツ
前段までだと400字程度で終わってしまいパッとしません(笑)。
西暦と和暦の併記による年表記は無難な選択です。
とはいえ、それでも気になるのは下記の問題です。
- 和暦での元号の境い目はいつなのか?
西暦と和暦の換算基準が曖昧では単純な計算でも間違えます。
和暦、元号が変更された時期を西暦で確認します。
- 大正:1912年(大正元年)7月30日~1926年(大正15年)12月25日
- 昭和:1926年(昭和元年)12月26日~1989年(昭和64年)1月7日
- 平成:1989年(平成元年)1月8日~2019年(平成31年)4月30日
- 令和:2019年(令和元年)5月1日~
和暦→西暦の換算では、下記が暗算のコツとなります。
- 元号が変わる前年を0年とする
- 昭和:1925年‐昭和0年 → 昭和年+25年(ニコッと)
- 平成:1988年‐平成0年 → 平成年+88年(パパが笑うのは)
- 令和:2018年‐令和0年 → 令和年+18年(嫌っ!)
カッコ内は変換のための語呂合わせです。
大切なのは速算できることであり、語呂合わせのイメージではありません(笑)。
年表記はどれ? 効率性は単独で決定できるか?
私はメモをとる際の日時を西暦と和暦を下記にように併記しています。
- 2023年(令和5年)10月31日 → 2023R51031
個人的なメモであれば西暦の「2023」だけでも充分かもしれませんが、
「R5」も併記しています。
現状、西暦と和暦の利用や記載の明確な統一性や原則はありません。
年表記が混在している状況の中で活動することになります。
メモは美貌や記憶の想起のための手段で個人的な記録です。
一方で、周囲の状況や雰囲気の影響を受ける可能性もあります。
コンパクトな年表記が必ずしも有効とは言えません。
西暦と和暦が混在する中で折り合いをつけていくことが、
誤解や混乱を回避することになります。
蛇足
昭和64年が1週間と短かったことは1977年(昭和52年)生の私も記憶しています。
昭和元年は1週間未満とさらに短かったんですね。
蛇足2
- 明治:1868年(明治元年)10月23日~1912年(明治45年/大正元年)7月30日
上記の明治元年の日付は「新暦(グレゴリオ暦)」です。
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