専門用語は避けすぎず効率化に利用する!
理解も使い方もサポートの対象!
専門用語を使って一方的に話し続けても、何も伝わりません。
かといって、専門用語を避け続けると話がまどろっこしくなります。
効率性を切り口につきあい方を調整できるはずです。
用語で効率化 ことばが出てこない!?
言いたいこともあれば、質問したいこともあるはずなのに、
ことばが出てこないことがあります。
とりわけ非日常的なことや専門用語が想定される場面では、
適切で誤解のない表現が想定されつつも、ことばが出ません。
応対者が適切に誘導や提示してくれれば問題ありませんが、
問題は未解決で残ります。
専門用語を多用して、対話にならない状態は論外ですが、
極度に専門用語を避けると、かえって非効率な面が目立ちます。
用語で効率化 専門用語を扱うメリット
専門用語を扱うメリットは下記の通りです。
- 曖昧な理解や処理を排除できる
- 正確で効率的な伝達ができる
- 対話の共通基盤の土台になる
- ストレートに問題に取り組める
効率的で誤解を避けられると言えます。
専門用語には複雑で字面からは想像しづらいものもあります。
たとえば、「資産除去債務」や「繰延税金負債」。
字面からとっつきにくさだけは伝わります(笑)。
上記の用語を頻繁に扱うケースは一般的とは言えません。
一方、下記の用語は専門的ですが事業経営では欠かせません。
(カッコ内はザックリした言い換えです)
- 収入(事業では売上高)
- 所得(事業では利益)
- 控除(差し引くこと)
- 減価償却(固定資産を費用として計上する)
- 損益計算書と貸借対照表(経営の成績と財政状態を表示)
- 資産と負債(お金などのプラスの財産と借入などのマイナス)
- 借方と貸方(簿記の左側と右側) etc
専門用語の言い換え、パラフレーズは理解の初期段階では有効です。
一方、専門用語を避けすぎると、判断や処理を効率化したり、
成果につなげる段階に踏み込めません。
もう一歩の踏み込むことで、専門用語を利用する魅力が引き出せます。
用語で効率化 取捨選択もサポート!
専門用語も仕事で使う道具やツールと言えます。
適切な選択や利用次第で判断や処理を効率化できます。
とはいえ、選択や利用次第という条件付きです。
誤解や理解の漏れがあると、かえって誤った判断や処理が放置される
残念な結果となります。
事業経営の税務会計の処理や相談を税理士に依頼する際には、
必要に応じた専門用語の利用もおすすめです。
対話の中で、専門用語の取捨選択もサポートできます。
まどろっこしく曖昧な段階から理解の解像度がグッと上げられます。
蛇足
アイキャッチ画像はいただきものの「五月ヶ瀬(福井県坂井市)」です。
私の住んでいる石川県加賀地方でも定番のお菓子です。
1973年(昭和48年)創業以来のロングセラーですね。
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