税務会計の失敗談と苦労話は聞き逃さない!
当事者から得られるアドバイスとは?
当事者・経験者からのアドバイスは具体的かつ
実感があり説得力があります。
ただし、偏りも大きかったりと問題も…
前向きな聞き方が大切ですね。

味わいは食べる当事者のみ
聞き逃さない テキストには出てこない!?
情報が多すぎて判断ができないことがあります。
たとえば、会計ソフトの選択。
ベンダー各社の広告を見ていてもなかなか判断ができず、
決定は先送りになりがちです。
「無料」の表示に引き寄せられるかもしれません(笑)。
会計にしろ税金にしろ、テキストや情報は一見豊富ですが、
実行段階で選択や判断に悩むことが多々あります。
聞き逃さない 失敗談と苦労話
公式・表向きの情報であればウェブ検索で収集できますが、
身近な当事者目線も気になります。
周囲に経験者がいれば話を聞きたくなるのも無理はありません。
頼まなくとも話してくれる方もおられるかもしれません(笑)。
当事者目線での体験談は押し出しが強く説得力があります。
不安なときに説得力があり、上手くいった話を聞くと、
ホッとするだけでなく、便乗したくもなります。
仕方ないとはいえ、成功談はちょっと保留がおすすめです。
上手くいった背景、会計ソフトの導入であれば、
- 簿記の資格をもっていた
- 経理の経験があった
- 従事者は別人(上記の人材)だった
- 間違った処理に気づいていなかった etc
といった残念な可能性があります。
成功談は不安の払拭向きですが、判断材料では見送りです。
むしろ、失敗談や苦労話は聴き逃がせない対象です。
聞き逃さない 当事者目線で置き換える
失敗談や苦労話はカッコ悪いので、あまり表に出てきません。
他方、ちょっとした話でも失敗談や苦労話であれば、
当事者にとっては貴重な情報源となります。
想定や期待と現実のギャップが参考になります。
- 簿記を知らなくとも大丈夫!
- 入力した内容の意味もわからなかった…
- 入力の手間がいらない!
- 何を設定すべきかをしらなかった…
- 税務申告まで一気に仕上げられる!
- 会計と税務申告の違いって何?(笑)
失敗談や苦労話は他人事、自分ならヘマはしないはず
と思いたいところです。
あえて、自分もヘマをするのでは?と想像してみる、
ヘマのリカバリーを考えてみることがおすすめです。
トラブルを想定して、乗り切ることが難しそうならば、
税理士への依頼も検討対象となります。
「勝ちに不思議の勝ちあり、負けに不思議の負けなし(松浦静山)」です。
蛇足
アイキャッチ画像は「月の宴(明月堂 石川県小松市)」です。
「月」にちなんだお菓子やウサギのロゴが目立っているお店です。
店舗にもウサギが描かれていました。
<ご案内>
■林友範税理士事務所
■災害と税金の情報
