逆転劇のない税務会計に魅力はないのか?
順当な変化をしていますか?
当事者はともかく、端から税務会計業務をみていると、
進んでいるんだか、停滞しているのかわかりません(笑)。
劇的な変化と無縁そうな業務の印象かもしれません。
魅力が伝わりにくそうですが、お伝えします(笑)。
逆転劇がない 地味でパッとしない?
税務会計業務の光景は黙々とした処理を続ける印象です。
かつては電卓、現在はパソコンの打鍵の音がするくらい
といったイメージがあります。
現実には、「う~」や「あ~」と呻いていたりしますが(笑)。
コツコツと処理を積み上げて、想定通りに仕上げていく、
劇的な大逆転のない仕事のイメージです。
短期的には当たっています。
むしろ、そうした淡々とした展開が理想です。
一方で、中長期では変化の連続です。
逆転劇がない 中長期では変化の連続!
税務会計の処理で扱っているツールを眺めてみると、
中長期では変化が続いていることがわかります。
- そろばん→電卓→パソコン
- 紙の帳簿→会計ソフト(インストール・クラウド)
- カーボン紙→複合機でコピー→データで共有
- ファイル・バインダー→クラウドストレージ
- 手入力→データの取り込み
- 手書き→勘定科目印→消滅 etc
複合機を設置して、大量のコピー用紙を使うことで効率化
ではなく、ペーパーレス化による効率化へと変化しています。
ITによる効率化がパッとしないと言われる税務会計業務ですが、
中長期では変化の連続です。
逆転劇がない 順当な変化をしていますか?
中長期では変化の続いている税務会計業務ですが、
均等・一律に変化しているとは言えません。
税理士ごとの違いもありますが、顧客対応での違いもあります。
会計処理と言っても、
- 記帳代行 or 事業者
- 帳簿は紙 or 会計ソフト・
- 会計ソフトはインストール型 or クラウド型
- 手書き・手入力 or データの取り込み etc
といった違いがあります。
会計処理を担う方の経歴やスキルも異なるので、
仕事の進め方に違いが出てきます。
とはいえ、できるはず・やっておくべき順当な変化もあります。
会計ソフトやパソコン、通信環境のコストが中長期では低くなり、
銀行の支店が減り続けています。
税務会計の処理では劇的な変化や大逆転よりも、
順当な変化に対応することがおすすめです。
パッとしない印象とは別に、グッと効率化は進められます。
蛇足
アイキャッチ画像は「五郎島金時」での大学いもです。
五郎島金時は加賀野菜のサツマイモです。
加熱してもカチッと角が立つ性質なので、
大学いもや天ぷらに向いています。
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