税理士登録時研修とは

受講完了。な、長かった・・・


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登録時研修 ルーキーの義務

税理士には研修義務があります。
1年間で36時間の研修を受ける必要があります。

上記は8万人近くの税理士全体に当てはまる規定ですが、登録初年度の税理士には「登録時研修」も受講が必要です。

登録時研修は、各税理士会ごとに実施されます。
北陸税理士会では、例年10月に3日間連続、朝9時から夕方17時(5時)までです。
私は9月中旬に研修の通知とテキストを郵送で受け取りました。

例年の研修は、北陸税理士会会館(金沢市)を会場に行われます。
2020年(令和2年)はコロナ禍で、会場又はzoomでの参加の選択が可能でした。
私はzoomで参加しました。

登録時研修 カリキュラム

3日間終日で専門家向けの研修というわけで、少々気の重い印象かもしれません。

テキストはA4サイズで厚さ22㎜と、そこそこの重量感です(笑)。

幸いな点は、受講料0円・試験やレポートの提出無、といったところです。

今回私が受講した研修は、以下のようなカリキュラムでした。

1日目
・税理士制度・憲法・行政手続 → 講師:三木義一教授(青山学院大学) 5.5時間
・税理士会の現状等の説明 → 北陸税理士会理事 1.5時間

2日目
・租税法概論 → 講師:大屋貴裕教授(金沢星稜大学) 3.0時間
・商法・会社法 → 講師:中尾真和准教授(金沢星稜大学) 4.0時間

3日目
・税理士会組織 → 北陸税理士会理事 1.0時間
・民法・争訟法 → 講師:三浦久徳弁護士 5.5時間
・綱紀 → 金沢国税局 0.5時間

税理士制度と公法・私法・租税法が中心です。

長時間の研修ですが、扱うテーマのボリュームが大きいので研修は駆け足の印象です。
つまり、夕方にむかって疲労感が増します(笑)。

研修中は教授される内容の消化で手一杯でした(消化不良です)。

登録時研修 足りない何かを考えるきっかけ

登録時研修の内容で大きなボリュームを占めているのは、法律分野です。

税理士が税理士法により成立している租税法の法律家である一方で、受験科目には民法や会社法などがありません。

登録時研修は、租税(税金)と深く関わる法律を知る・勉強する機会ともなります。

3日間終日という長い研修なのですが、実務上はそれでも不足を感じることが多々あります。

私が受けた研修では、弁護士の方も登壇されていました。

その一方で、他士業では司法書士(登記その他)や社会保険労務士といった税理士業務と関連する方からの視点も気になります。
(弁護士の講師からの視点と税理士の視点の違いを指摘されたからです)

研修を受けると、いろいろ自分に足りない点がわかります。

 

蛇足
研修終了後のzoom懇親会はありませんでした。

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