知識や経験の不足はサクッと補えます!
AI以前の逆転方法とは?

知らないことや未経験なことには億劫になりがちなのは本能ですね。

とはいえ、放ったらかしっぱなしでは解決しません。

かつてよりは見通しはつきやすい時代になっているはずです。

満腹でもいただきます

AI以前 逆転現象?

税理士に限らず士業などの専門家と非専門家の間には
知識や経験の差があります。

見えない壁、検討や処理の過程がみえないブラックボックス
といった印象とも言えます。

長年に渡って税理士との関わりがある方ほど
丸投げでの依頼のケースは多いかもしれません。

他方、比較的若いお客様では知識や経験の差を
ITで埋め合わせようとする傾向が強まっています。

お客様でも単発の相談者でも、あらかじめ調べてから
税理士に確認される方が増えています。

AI以前 食傷どころではない!

2024年(令和6年)も前年以上に日々AIの成果が発信されています。

お腹いっぱい、食傷気味です(笑)。

だからといって、税務会計の問題を抱えている方が
積極的にAIを利用している印象はありません。

利用しているのはAI以前の「検索」段階です。

テキストベースのサイトやYouTubeを検索しつつ、
抱えている問題や課題に迫っているようです。

仕事や生活でウェブを使うことが常態化していると
当たり前のことで拍子抜けしてしまいます。

他方、問題や課題にストレートかつ能動的に切り込んでいくと、
成果にはつながりやすくなります。

AI以前 チグハグと当てはめ

AI活躍以前の段階で税理士の出番がなくなるのでは?
という疑念は無用です。

ウェブ上の情報がデタラメやジャンクというわけではありません。

複数のサイトを参照するなどの確認をとっていけば
情報の精度での問題は防げます。

問題は検索する側での受け取り方にあります。

たとえば、不動産の売却をしたときの課税。

「譲渡所得」であることや各種の特例を調べていても、

  • 確定申告では他の所得も含めて申告
  • 「確定申告書等作成コーナー」で申告書作成

といった一連の手続きが抜け落ちていたりします。

情報の検索をする段階まではスムーズに進めていても、
「手を動かす」段階では二の足を踏む状況だったりします

税務会計の処理や手続きは届け出や決算書・申告書の作成など
何らかのアウトプットにつなげる必要があります。

あと一歩、もう一歩、あるいは五十歩かも百歩かも(笑)。

個別の具体的な問題では一足飛び、一手詰めで解決
とは限りません。

知識や経験の差を埋める検索はおすすめですが、
アウトプットに至るまでは検索では埋めきれません。

いずれはAIがなんかとしてくれるのでは?と期待しつつ、
具体的な当てはめには検索やインプット以外の力が必要です

当事者による試行錯誤も税理士への依頼も選択肢となります。

 

蛇足
アイキャッチ画像はすき焼き鍋(ニュー志良山荘、石川県白山市)です。
実家の法事でいただいた料理の一品です。
石川県でも初雪のニュースがみられるようになりました。
鍋料理の季節ですね。

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