効率化はオーダーメイドで進めていく!
ツール・スキルよりもヒアリング!
仕事の効率化にツールやスキルは必要になります。
選択次第で成果に差がつくので無視できません。
では、どんな過程や方針で選択するのか?
というツッコミどころがあります。
オーダーメイド 方向性は同じ
仕事の効率化は一歩引いてみると、方向性は同じだったりします。
たとえば、会計・総務などのバックオフィス業務。
アナログの書面や郵送・窓口でのやりとりといった状況から
デジタル・オンライン化へとシフトしています。
デジタル・オンライン化ではペーパーレスやキャッシュレス化
とつながっています。
抽象的な視点での効率化を取り違えることは少ないはずです。
他方、個別具体的な対応は必ずしも一致しないどころか、
効率化はオーダーメイドでしか実行できません。
オーダーメイド 現状の課題と目的は?
効率化の方針や基本路線が同じでも実行段階に違いがあります。
たとえば、日常の会計処理。
会計ソフトを使って処理を効率化する場合でも、
- 会計ソフトの選択
- クラウド会計、インストール型?
- 会計業務以外と関連する業務の確認
- パソコンを利用するスキルの違い
- タッチタイピング可能か?
- 取引先との請求のやりとり etc
といった違いを確認しておく必要があります。
定評のある会計ソフトでも相性が良いとは言い切れません。
効率化を進めるうえでは、
- 何を目的として効率化するか?
といった判断の軸となる確認が欠かせません。
効率化による効果はコスト削減や時短に現れますが、
目的が曖昧では選択がブレてしまいます。
- 月次決算の早期化
- 業績の管理
- コストの見える化 etc
目的が具体的であれば、効率化の選択の的を絞れます。
効率化のためにはツールやスキル、お金が必要になりますが、
ピントがボヤケていては期待も外れます。
オーダーメイド 段階的導入と更新も!
効率化は一度手掛ければ終了とは言えません。
むしろ、必要に応じて見直して更新がおすすめです。
複写式の伝票や勘定科目のスタンプの利用は
アナログ処理では効率化のツールでした。
残念ながらかつての効率化ツールが足を引っ張る
という状況は珍しくありません。
段階的な業務の効率化、かつての処理の更新はつながります。
日々の業務と並行しての効率化は簡単ではありません。
経営者だけ、担当者だけでの効率化は難しいかもしれません。
外部のサポート、税理士との協働がおすすめです。
私は関与先との応対では必ずヒアリングを行っています。
ヒアリングを通じて現状の課題や目的を確認したうえで
オーダーメイドで効率化を進めることができます。
蛇足
アイキャッチ画像は外出時に撮影したシバザクラです。
ソメイヨシノと違ってこちらは日持ちします。
近くの田んぼからはカエルの鳴き声が聞こえてきました。
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