試行錯誤は緩急をつけて進めていく!
あえてメモはとらない!?
万能のアプローチに期待していると試行錯誤は先送りがちになります。
これもアリ、という割り切りで先に進みます。
試行錯誤と緩急 面白そうだなと思ったら?
税理士という仕事柄、調べるといった時間が長くなります。
目的の内容を文献を探していても、ウェブで検索していても、
関連はないけど興味深い内容に行き当たることがあります。
目も手も止まります。
うっかりすると、本来の目的を忘れそうになります(笑)。
直近の課題とは別にして、潜在的に気がかりだった内容だと無視できません。
本であればフセンを挟んで、文字通りブックマークしておきます。
ウェブ検索であれば、私はEvernoteに保存が定番です。
とくに込み入った内容であれば、試したり検証するのに時間がかかります。
関連する情報も収集して、マインドマップで整理していくことになります。
一方、ちょっとした操作や処理であれば、サクッと試してみることで、
後日の時短となることもあります。
試行錯誤と緩急 復元で実感と実証
Excelでの関数の利用は定番の操作ですが、効率性では差がつきます。
たとえば、「XLOOLUP」関数。
データの抽出では定番の関数です。
慣れてしまえば定型的に処理できます。
とはいえ、第三者を含めた利用状況を作成しようとすると、
仕事の出来・丁寧さに違いがでます。
下記は表の「氏名」と「資格」より検索する「氏名」に対する「資格」を
XLOOKUPで表示させた処理です。
検索する「氏名」に表にはない氏名を入力すると、下記の「#N/A」が表示されます。
表に該当するデータがなかったことはわかりますが、パッとしない表示です。
「IFERROR」関数を組み合わせると「該当なし」が表示できます。
関数の処理の表示でも、複数の関数の組み合わせでの処理という点でも悪くありません。
ただし、XLOOKUP関数ではもっとシンプルな処理が可能です。
結果は同じでも、処理の効率性や後日の利用なども含めて検討すると、
シンプルな処理に軍配が上がります。
指摘されても納得できる内容ですが、自分で再現してみると実感がともないます。
「学習」を「白紙」からの「復元」の達成とするのであれば、
サクッと試してみることが効果的とわかります。
試行錯誤と緩急 メモをとらない!
ちょっとした処理や操作を試してみる際には、
- メモをとらない!
- タブやアプリをすぐに開く!
といったことを念頭に置いています。
上記のXLOOKUP関数の処理も実際にはブッキラボウな表示で
処理を確認していました。
メモをとらない、短期記憶に頼る処理は通常マイナスイメージですが、
緩急をつける試行錯誤ではプラスになります。
日常で多用するはずの処理をメモやマニュアルを見ながら行う
といったことは少ないはずです。
インプットとアウトプットが混在する試行錯誤の過程では、
スピードを重視することもあります。
■参考「わちょんのゆっくりIT(YouTube)」
- 【Excel茶番】「IFRROR✕XLOOLUPおばさん」
蛇足
上記の関数の再現は10分程度で完了しました。
今後の時短や効率性を考えると、「一瞬」でしょうね。
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