ペーパーレス化で成果がわからなくなる!?
仕事の成果を逃さないもう一歩とは?
従来の「白い悪魔」紙束からの解放が福音
とはならない場合もあります。
とはいえ、逆行は残念です。
仕事の成果のとらえるもう一歩がおすすめになります。
成果がわかる 順調な展開とゴール?
税務会計の処理が苦手という方は少なくありません。
会計処理がお金の入出金だけならシンプルですが、
- 複式簿記
- 借方と貸方
- 貸借対照表と損益計算書
- 消費税の処理
といった対象を同時に処理し続けることは負担です。
会計ソフトを使って、典型的な取引をパターンとして処理
という環境でようやく処理が進められます。
処理が軌道に乗れば、ゴールまでたどり着ける展望も
開けるはすです。
「はず」です(笑)。
現実には次の壁が待ち受けていたりします。
効率化と関連するペーパーレスとも関わる壁です。
成果がわかる 百聞は一見に如かずだが…
書面・紙束を相手にする仕事は、
- 保管
- コピー
- 修正
- 郵送 etc
とコストと労力を消耗する対象です。
反面、決算書や申告書などの成果は目に見えます。
「百聞は一見に如かず」の喩えは間違いではありません。
ディスプレイで示している決算書や申告書よりも
書面はありがたみがダイレクトに感じられます。
そうは言っても、ペーパーレス化を放棄できません。
ペーパーレス化をしつつも、成果を実感できるはずの
仕事のとらえ方が必要なはずです。
成果がわかる 脱ブラックボックスへもう一歩!
消費税の中間申告を「仮決算」で対応されようとした方から、
- 会計ソフトの入力はできるが、
- 税務申告処理につながっている実感がない
といった感想を伺ったことがあります。
本則課税であれ、簡易課税であれ、会計ソフトを使えば、
消費税の申告処理は効率的に進められます。
会計処理の入力と消費税の申告処理が並行するので、
一石二鳥とも言えます。
会計ソフトから消費税の申告書作成も滞りなく進めば、
負担を感じることはすくないはずです。
申告書の確認もディスプレイ、申告も電子申告であれば、
理想的な効率化の達成で完了です。
とはいえ、効率化が成果の実感をともなわないのでは、
仕事のモチベーションは下がりそうです。
見逃せない点は「申告書の確認」の過程です。
会計ソフトも税務申告ソフトも入力をすれば、
とりあえず成果は出力されます。
出力されたデータのみ、負担する税額をだけを見てしまうと、
成果が「ブラックボックス」化してしまいます。
申告書の全てをキチッと確認することは難しいかもしれませんが、
想定していた結果と突き合わせてみることがおすすめです。
税務会計処理をデジタル化、ペーパーレス化すると、
「白い悪魔」の負担から解放されます。
書面での成果は目につくので注意されやすくなります。
デジタル化・ペーパーレス化された環境の処理では、
仕事の成果にもう一歩踏み込む機会の魅力が増します。
税理士のサポート付きで決算書・申告書を確かめる
といった選択がおすすめです。
蛇足
アイキャッチ画像はシフォンケーキです。
シュワッと生地が裂けつつレモンの香りがしました。
真夏はシフォンケーキも「冷やし」がいいですね。
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