通帳ATMからクラウドへ

旅立ちのときです。

やっと降った雪。

1通帳ATMからクラウドへ 利便性
2通帳ATMからクラウドへ 銀行側
3通帳ATMからクラウドへ お金のデータ化

通帳ATMからクラウドへ 利便性

2018年末から2019年でキャッシュレス決済は一気に進みました。

とくにQRコード決済はスマホを利用する方も充分だったこともあり急速に広まりました。

キャッシュレス還元もあるので、私も買い物はキャッシュレス決済・還元対象のお店をよく利用します。

決済の際にスマホを使っていますが、チャージは銀行の口座と連携させています。

大きな変化ではないのですが、ATMを利用する回数や金額は以前より少なくなりました。

QRコード決済が広まる以前は、一部の事業者の方を対象にフィンテックの活用ということで銀行口座のクラウドへの移行がされていましたが、より一般の方も銀行利用のクラウド化に近づいたと言えます。

通帳ATMからクラウドへ 銀行側

銀行の利用者側からのクラウドへの移行は、利用者側の利便性で説明がつきます。

一方銀行側もクラウドやネットへ利用者を誘導しています。

政府や日銀の長期の低金利政策で収益が悪化している銀行にとっては、リアル店舗やATMなどの維持費が足枷のためでしょう。

ATMについてはちょっと皮肉も感じます。

ATMは銀行と銀行利用者に特化した通信端末とも言えますし、製造しているメーカーも沖電気・NEC・富士通など日本の通信インフラ機器を担ってきた企業ばかりです。
(ついでに書いておくと、上記三社と三菱電機・日立が日本の通信インフラ機器のメジャー企業です)

通帳やATMといった従来の銀行利用スタイルから、世界的に標準化されたクラウドへの移行と通信インフラ機器業界の盛衰が重なっているかのようです。

銀行と利用者の双方が異なる思惑であっても、クラウドへの移行は今後も進んでいくと思います。

通帳ATMからクラウドへ お金のデータ化

通帳やATMを介してお金を扱うことは、硬貨や紙幣を使っての取引になります。

その一方、クラウドバンクやネットバンクの利用やキャッシュレス決済ではいわゆる現ナマは介在しません。

キャッシュレス決済の利用を躊躇される方で、お金の使い方が荒っぽくなる・使いすぎることを懸念される方もいます。

私もQRコード決済ですと、比較的気軽に支払いをしている気がします。

利便性や今後のことを考えるとキャッシュレス決済などお金をデータとして扱う機会は増えます。

歯止めとしての可視化(見える化)の手段は、今以上にあった方が良さそうです。

 

蛇足
硬貨や紙幣のコレクションというジャンル自体がよりマニアックになりそうです。

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