情報発信に必要なのは質、量、多チャンネル?
最低限では何をやっておくべきか?
「情報発信」ということばは不要になったかな?
と思うこともあります。
スキルもコストもかけずに発信ができる状況です。
とはいえ、それでも前世紀に引き戻されることもあります(笑)。
情報過多 まず検索のはずが…?
商品でもサービスでも何かしら調べる必要がある場合には、
ウェブでの検索が定石です。
事前情報なしは予断や偏見がないというポジティブな面もありますが、
- 比較できていない
- 検討を細分化できていない
- 問い合わせる際に漏れが生じやすい
とネガティブな面が目立ちます。
情報不足で残念な判断をしてからの仕切り直しは厄介です。
事前の検討での情報収集は手堅い判断です。
とはいえ、収集する情報が発信されていないと出鼻をくじかれます。
税理士業に限らず、士業でもよくみられる状況です。
情報過多 質、量、チャンネル?
税理士業、士業は情報発信がされている印象があります。
- ブログ
- 音声配信(Voicy、stand.fmなど)
- 動画配信(YouTubeなど)
- SNS
質も量も充実し、発信のチャンネルも複数という方もいらっしゃいます。
反面、検索してもサッパリ情報が得られないことも少なくありません。
あるいはどこかしらの名簿から引き写しただけの情報ばかり…
税理士を検索する場合、名前や地域名などで検索してみても、
紹介会社による情報しかヒットしないこともあります。
税理士などの士業だけでなく、事業者全体にも当てはまります。
購入や発注に向けての興味や関心があっても、
- 発信がなければ存在しないも同然
と突き放された印象すら感じられます。
情報過多 ハードルはグッと低く!
情報発信が必要です!と強調すると、「質」に注目されます。
凝ったデザインのサイトの準備で気が重くなるかもしれません。
テキスト・画像だけでなく、動画配信も必要になるのか?
という不安もあるかもしれません。
どれも杞憂です。
情報発信のハードルはグッと低く設定できます。
とりあえずは以下の構成でも足ります。
- ホームページのみ
- テキストと画像のみ
画像といっても、スマホで撮った写真やフリー素材も利用できます。
発信の土台はシンプルでも、
- 固定した発信元がある
- 「問い合わせ」先がある
- 必要な都度、情報を更新できる
といった要素が重要となります。
SNSで短期的に情報が拡散されても、効果が持続するとはいえません。
「問い合わせ」がない、機能していないと取りつく島がありません。
いつ発信されたんだ?と懸念されては、かえって逆効果です。
上記の1~3の要素の準備には、高レベルのスキルや多大な費用負担は
必要とは言えません。
それでも欠如しているケースは多々あります。
情報過多の時代と言われますが、まだまだやるべきことはあるはずです。
蛇足
アイキャッチ画像は卵かけご飯にイカの黒作りです。
令和6年能登半島地震で輪島市の「朝市」も休業状態です。
石川県内各地で臨時で朝市が開催されています。
画像の黒作りも臨時の朝市で入手したものです。
美味しくいただきました。
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