おろおろからの脱出

よろよろでも。

1おろおろ 困るが
2おろおろ 困った状況に慣れる
3おろおろ パンくずとしての記録

おろおろ 困るが

おろおろする状況は避けたいものです。

見た目のかっこ悪さもさることながら、自分(あるいは話している相手)が何をどうしたいかを表現できないもどかしさで徒労感一杯になってしまうしんどさがあります。

おろおろする姿を想像して、自己嫌悪しているとなかなか新たな行動にとりかかれません。

避けたいのはやまやまなのですが、新しいことやこれまでとは別の方法を試したりせざるを得ない状況ではそうも言っていられません。

後で行動しなかったことで後悔するなら、おろおろという困りごとを解決した先にある展望に期待して、おろおろに飛び込む方が良さそうです。

おろおろ 困った状況に慣れる

とはいえおろおろへの対処法もあらかじめ用意しておきたいところです。

おろおろするのは、自分にとって未知の分野での意思決定にあります。

経験者や知識のある方なら「・・・ということ?」や「・・・ですね」と簡潔に出口を示してくれそうなことなのですが、おろおろしている側は「・・・」を表現することばを知らなかったり、使い方を知らなかったりで表現できません。

本やウェブで調べるときにも、「・・・」が思い浮かばないのでおろおろどころか調べる本人がフリーズしてしまいます。

おろおろからの脱出には、まずことばです。

自分や話し手を困らせている原因を突き止めるために、その分野のことばを知るようにします。

ことばと言っても、専門用語だけでなく言い回しや過去の事例、さらに商品・製品などの知識も含みます。

何に、どうおろおろしているか表現することが不可欠です。
(偶然問題が解決した後で、おろおろの原因が事後的に表現できることもありますが)

おろおろ パンくずとしての記録

おろおろしている理由を表現できれば、解決方法も見通せます。

おろおろからの脱出の後は、記録をとっておきましょう。

時間をおいて記録を見返すとより客観的に対応できます。

また、抱えていた問題を細分化することでトラブル対応の厚みが増します。

おろおろからの脱出の記録をとっておくことで、自分だけではなく他の方への貢献の可能性もでてきます。

おろおろからの脱出や失敗談を表現することで、なんらかの対応方法を知っていると周囲から期待されれば、おろおろは結果としてプラスです。

 

蛇足
おろおろの連続は避けたいところです。

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