摘要欄の扱いがおざなりになっていませんか?
ちょっとの入力で経営を効率化する!
会計ソフトは数字の入力、テンキー使用で完結
という選択も可能です。
一見すると効率的な処理かもしれません。
とはいえ、決算・申告という土壇場になると
かえって非効率な面が見えたりもします。

ちょっと入力 決算・申告でギクシャク
個人事業でも法人経営でも決算・申告の処理段階では
1年間の経営状況を振り返ることになります。
税務会計処理では会計ソフトを利用することで
効率よくチェックしていきます。
会計ソフトのデータをExcelにエクスポートして、
入力データを分析する機会もあります。
ピボットテーブルを利用して取引先ごとの集計も
そうした処理の一つです。
他愛のない処理ですが、取引先の「表記ゆれ」があると
出力状況がギクシャクします。
ちょっと入力 摘要欄の効果とは?
「株式会社」といった定番の入力対象であっても、
- 株式会社 or ㈱
- 株式会社〇〇 or 〇〇株式会社
とデータ上は異なる扱いとなってしまいます。
表記ゆれ対策は地味ですが決算・申告までをカバーする
という点で取り組む理由があります。
取引先の入力に限らず「摘要欄」の入力内容は
決算・申告の処理の助けになります。
たとえば、交際費の計上。
- 「〇〇株式会社 新規契約打合せ カフェ代 3名」
決算・申告や後日の税務調査対応の際に時間をとられない
対策につながります。
あるいは仮払金。
支出にともなう妥当な処理が不明の場合に利用しますが、
事後的に適切な勘定科目の利用をとることもあります。
摘要欄の情報の有無、記載内容が事後の検討や対応を
効率的に進める助けになります。
ちょっと入力 数字の羅列ではない!
会計ソフトは事業経営での入力・集計・転記・出力を
効率化するためのツールです。
「会計」ソフトということで数字の入力や数字の羅列
といった印象があります。
入力→決算書などの出力と割り切ってとらえてしまうと
「摘要欄」のテキストデータはおざなりにされがちです。
摘要欄の入力がパッとしなくても税務会計の処理は可能ですが、
効率性や精度の向上では足を引っ張ります。
サクサク会計処理を進める上で一見遠回りですが、
摘要欄のちょっとした入力が効率化につながります。
決算・申告段階での検討や処理と摘要欄は関連するので、
税理士と協働で入力内容を見直すことがおすすめです。
蛇足
アイキャッチ画像は親戚からいただいたイチゴ(佐賀県産)です。
アタマではわかっているはずですが百聞は一食に如かずです(笑)。
砂糖や練乳はかけずにいただきました。
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