嘘より困るのは関心の薄さとムラ!
虚構新聞のトークイベントに行ってきました(本当)
21世紀以前より情報過多の時代が続いています。
今後も嘘やフェイクも含めて情報の発信は増えるでしょうし、
トラブルの火元にもなりそうです。
他方、嘘やフェイクだけが問題ではなかったりもします。

ノンフィクション(笑)
嘘より困る 虚構新聞トークイベント
「虚構新聞」のトークイベントに参加してきました。
会場は石川県立図書館(ビブリオバウム、金沢市)。
真理や真実の探求と縁のある図書館で虚構新聞のトークイベント
という面白い組み合わせでした。
虚構新聞の「社主」UKさんがサイトの開始からの展開、
情報との向き合い方をお話してくださいました。
虚構新聞も興味深い対象でしたが、情報との向き合い方でも
参考になることがありました。
嘘より困る 必要な情報は伝わってくる!
虚構新聞に限ったことではなく、私の従事している税理士業でも
玉石混交の情報があふれています。
「玉」は僅少、有用な「石」がちらほらあり、他は…(笑)。
僅少の「玉」の情報でさえも無作為に集め続けてしまうと
手に負えなくなる量になります。
情報の収集が自己目的化してしまうと本末転倒です。
トークイベントで指摘されていて印象に残ったことに、
- 必要な情報は伝わってくる
というUKさんの指摘がありました。
情報過多の環境では、興味や関心をはっきりさせておけば
必要に応じて情報とつきあえるといえそうです。
情報を追うスピードや広さには注意が向きやすいのですが、
距離感の持ち方はおろそかになりがちかもしれません。
嘘やフェイクとも向き合う機会が避けられない以上、
情報との距離感は大切になります。
嘘より困る 無関心とムラにご注意!
情報過多の上に嘘やフェイクまで混在すると判断に迷います。
情報との適切な距離感が重要になるわけです。
他方、必要な情報が伝わってくるようにするためには、
- 興味や関心を持ち続けていること
- 適切な理解や知識を根拠に興味や関心持っていること
といった前提が必要になります。
曖昧な根拠では適切な情報との距離は保てないどころか、
フェイクやガセネタに取り込まれます(笑)。
興味や関心のムラも残念な結果の原因になります。
たとえば、2025年(令和7年)の「定額減税」。
個人事業の事業専従者は当初は定額給付の対象外でしたが、
「調整給付金」の対象に追加されました。
(「内閣官房 定額減税」で検索)
調整給付金は自治体での対応のため、自治体ごとの対応が要確認です。
税務会計は経営上重要な判断とつながっていますが、
必ずしもわかりやすいとは言えません。
税理士のサポートを介して税務会計の情報とつきあっていく
という選択肢もおすすめとなります。
蛇足
毎年4月1日は虚構新聞では虚構ではない記事を投稿する
という慣例があるそうです。
2025年(令和7年)は漫画家荒川弘さんとの対談記事が
掲載されていました。
なお、トークイベント中、UKさんは自画像(?)のお面のままで
対応されていました(笑)。
<ご案内>
■林友範税理士事務所
■災害と税金の情報
■確定申告のご依頼も受付中!