広く浅い知識は仕事に役立たないのか?
絶食でも食傷でもない程よい選択がおすすめ!
「広く」と「深く」がセットなら鬼に金棒ですが、
いつ実現できるかわかりません(笑)。
完全じゃない状態でも着手しないと先に進めません。
バランスのとり方も試行錯誤の対象です。
広く浅い ボリュームでゲンナリ!?
「デカ盛り」のメニューを前にして喜ぶ方もいれば、
ゲンナリする方もいます。
魅力があっても、分量次第で好みが嫌悪に変わることもあります。
食事についてだけとは言えません。
仕事についても似たようなことがあります。
たとえば、経営での税務会計処理。
出来たら、理解していれば経営にプラスになることはわかります。
一方で、会計処理や税金の申告の処理を想像すると、
必要な知識のボリュームでゲンナリしそうです。
広く浅い かじることは難しくない!
税務会計の重い処理に効く胃腸薬はありませんが(笑)、
食傷気味を緩和するアプローチはあります。
とりかかりの段階では「広く」・「浅い」知識でやり過ごす
というアプローチです。
「浅い」はともかく、「広く」がひっかかるかもしれません。
税務会計の処理では、
- 会計‐日商簿記3急レベル
- 税金‐消費税の処理が会計と並行する
といった程度がとっかかり段階での知識に該当します。
日商簿記3級といっても合格している必要があるというわけではありません。
消費税であれば、会計ソフトで会計処理と並行して入力する対象
と理解している程度といえます。
がっつり咀嚼して得た知識ではなく、かじった程度といえます。
ボリュームやかたさがグッと下がります。
今度は逆に、そんな程度で仕事の役に立つのか?と不安になります。
広く浅い 味わうためのサポート
「広く」・「浅い」知識で仕事になるのか?と問われれば、
- 自力での貫徹は勧められないが、
- サポート付きならおすすめ
と場合分けできます。
「生兵法」や「半可通」での業務は挫折だけではなく、
余分な損失の原因にもなります。
ミスが発生していても気づかないまま放置し続ける
という可能性もあります。
とはいえ、完全な状態を期待することや「丸投げ」だけが選択肢
というわけではありません。
日常的な処理は必要最低限の知識で、決算・申告やイレギュラー対応は
外部の税理士のサポートで分けて対応する選択もあります。
事業規模や業種・業態と必要に応じて会計や税金の知識を
「深める」ことが現実的です。
会計や税金から完全に離れる「絶食」でもなければ、
「食傷」にもならない選択肢があります。
蛇足
夏になるとお菓子も冷たい水菓子が多めになります。
エアコンの効いた部屋でサクッとした焼き菓子も
程よい気分転換になります。
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