会計処理のボトルネックはいつも同じか?
2025年(令和7年)は年末に負担増!?
厄介で面倒そうな仕事といっても処理を分けてみると
個別には大した支障はなかったりします。
一部の支障がボトルネックにだったりします。
早めにボトルネックを特定しておくことで対策がとれます。

今春初のホタルイカ
ボトルネック 支障は一部!
ボトルネックは本来は瓶の首の細くなっている部分なのですが、
一般には処理や工程の停滞している箇所を指します。
会計処理でもボトルネックがあります。
会計処理が面倒で厄介とはいっても、処理の支障となるのは
ごく一部、特定の工程だったりします。
処理を分けてボトルネックを特定していけば、解消の対策につながります。
ボトルネック 月ごと年ごとに処理を分ける!
会計処理は日々取り組む月単位での処理と決算・申告期対象に分かれます。
月単位での処理では、
- 売上の請求
- 売掛金の回収
- 仕入・経費の支払い
- 給与関連の処理 etc
といったルーティンの処理があります。
事業者だけでなく、取引先も関連する処理もあります。
月次決算で業績を管理するのであれば、発生主義での処理にも
留意が必要となります。
会計処理を資金繰りや業績の管理まで広げていくと、
処理の支障での濃淡に違いがでてくるはずです。
年単位での処理では、
- 月単位での処理の遅れ
- 棚卸資産の確認
- 固定資産台帳の整備
- 年末調整・法定調書等
といったボトルネックが想定できます。
会計ソフトや給与計算ソフトの導入はボトルネック解消につながりますが、
運用面でのフォローが必要です。
会計処理は月単位・年単位ではルーティン化しやすいのですが、
だからといってボトルネックが自然には解消しません。
むしろ、制度の変更でさらに処理が詰まることもあります。
ボトルネック 2025年は年末調整で追加負担!?
ボトルネックが事業者側内部の問題とは限りません。
制度の変更で事業者に追加の負担が加わることもあります。
たとえば、2024年(令和6年)の「定額減税」。
毎月の給与、しかも年途中の源泉所得税からの減税だったため、
給与計算では追加の負担となりました。
2025年(令和7年)には所得税の給与所得控除・基礎控除・扶養親族で
制度が変更されます。
制度の開始の都合上、変更が反映されるのは年末調整となります。
年末調整は給与所得者本人だけでなく家族も関連するため、
必要なデータの確認には時間を要します。
会計処理でのボトルネックは固定化された弱点とは限りません。
従来の弱点に制度変更による負担が加わることもあります。
適切な会計処理だけでなく、効率的な処理の検討・導入も
ボトルネック対策に有効です。
月単位でのボトルネック解消からも税理士のサポートがおすすめとなります。
蛇足
アイキャッチ画像は今春初のホタルイカです。
ホタルイカはカニやブリほどの派手さはありませんが
春らしさが感じられる食材です。
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