経営の検討は比較が優先なアプローチ!
暑さ寒さ眠気にも負けない!

2025年(令和7年)の夏は長そうですね。

考えることはありますが、漫然と「考える人」になっても
アタマがオーバーヒートしそうです(笑)。

エアコンの側で別のアプローチがおすすめです。

まったく違う氷室まんじゅう!?

比較を優先 困り果てている?

真冬の寒すぎる状況も早すぎる・長すぎるの真夏の到来も
「考える」仕事には大敵です。

税理士業や税務会計業務は手を動かす作業や処理もありますが、
考える・検討するといった過程もあります。

真夏であればエアコンの効いている環境の確保が必須です。

他方、エアコンの聞いた環境があれば延々と考えられる
とは限りません。

漠然と考えようとすると、困り果てるだけになるかもしれません。

比較を優先 使えるデータは身近にある!?

月次であれ年次であれ、会計処理が一通り済んでしまえば、
経営の現状がわかる、分析できる状況になります。

試算表や損益計算書・貸借対照表といった決算書があれば、
経営の現状や今後の展開を考える材料になります。

とはいえ、漫然と試算表や決算書を眺めることはすすめられません。

暑さや寒さ以外の考える上での大敵、眠気も襲ってきます(笑)。

漠然と考えるよりも「比較」してみることがおすすめです

比較の対象はデータがあり、経営上の重要性がある対象ならば
柔軟に設定できます。

以下は売上高での比較の例です。

  • 売上高の月別推移
  • 売上高の前年同月比
  • 売上構成の比較
  • 営業担当者、支店、販売チャネルごとの比較 etc

裏付けとなるデータは会計ソフトから抽出できますが、
データの利用はExcelなどを利用すると自由度が上がります。

比較を優先 収集の感度を上げる!

会計処理をしっかりしていれば、分析に必要なデータは十分
とは言えないかもしれません。

会計処理の目的を税務申告の達成に寄せている場合、
詳細なデータがわからないことがあります。

必要なデータ、検討対象にしたい経営上重要なデータは
「比較」対象だからこそデータ収集の対象になります

会計ソフトの利用、勘定科目や補助科目の設定の見直しも
比較を想定すると検討対象となります。

自社の経営データは具体的な分析の裏付けになりますが、
収集の感度が曖昧では十分には揃いません。

手元にある経営データを「比較」することを想定すると、
会計処理での改善点も見つかるかもしれません。

 

蛇足
アイキャッチ画像は7月朔石川県加賀地方の風物詩の「氷室まんじゅう」です。
「桶和饅頭店(手前)」と「田中屋(奥)」いずれも石川県白山市にあります。
似たりよったりの印象の氷室まんじゅうですが、短期間に食べ比べると
違いがハッキリと感じられます。
見るだけじゃなく、食べなきゃわかりませんが(笑)。

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