半年は経営の折り返し時点なのか?
時間は縮む?、それとも伸ばせる?

「酷暑」は長く感じられます。

エアコンの効いた部屋で時間感覚が回復します(笑)。

経営の時間感覚も選択や判断次第で左右されるかもしれません。。

炎天下でもジャンプ

折り返し そろそろ折り返し?

個人事業であれ、法人であれ会計年度は1年間で共通です。

個人事業であれば「暦年」なのでカレンダーは通りです。

6月が終わり、梅雨明けの夏頃には1年の「折り返し」です。

所得税では予定納税、消費税の中間申告も念頭にでてきます。

例年通りという印象のはずですが、お盆明け以降の時期、
下半期は短いという印象が強まります。

夏休みが過ぎ去っていくことを惜しむ学生時代の刷り込みの影響
とばかりではありません(笑)。

折り返し 下半期が短い理由とは?

経営での営業や製造ではカレンダー通りといった展開でも、
会計処理は別の時間感覚かもしれません。

たとえば、「6月」を対象とした会計処理とはいっても、
翌月である7月以降に確定していきます。

概算額での計上や月次決算を早期に行っていない場合、
処理はさらに先送りされていきます。

経営の判断、年度末に向けての税務会計上の判断は
経営を反映した数字が必要です。

会計処理が先送りされている状況で「折り返し」となると、
半期の経営状況を知るのは下半期半ばにもなります。

1月~6月の上半期の経営状況が下半期の8月に反映されると、
折り返し以降の時間は短く感じられます。

暦年の下半期には年末調整などの処理も加わり、
余裕の少ない状況が続いていく点も見逃せません。

時間を止める、巻き戻す!といった選択肢がないので
やや諦めのまま年末にむかいがちdす。

折り返し 時間割を再編!

締切が近くなると、時間の割り方が急に細かくなります。

月単位→週単位→日単位→時間単位…。

締切と向き合う担当者の表情が強面に変化していきます(笑)。

逼迫した余裕のない状況はミスが多発して、リカバリーもマズく、
おすすめできる状況ではありません。

他方、上半期で会計処理の先送りが目立つ場合であれば、
「時間割」の見直しがおすすめです。

1年間の時間の総量は変えられませんが、時間の割り方を変更、
スケジュールの調整で時間を有効に使えます

年一や隔月のまとめての処理ではなく、月単位で処理、
IT面での投資で時間の損失は減らす選択もあります

1年間の「折り返し」から年度末に向けての時間は
必然的に短くなるわけではありません。

下半期を実感する時期だからこそ、時間を有効に扱う
時間割の再編がおすすめです。

 

蛇足
アイキャッチ画像は散歩中に見かけたショウリョウバッタです、
出穂している同色の稲の近くで見かけました。
「ショウリョウ」はお盆の「精霊(流し)」の時期に見かける
という由来もあるそうです。

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