スケジュールを入れる側で効率化する!
自滅せずに日程を入れる留意点とは?
年末が近づいてくると、翌年の日程調整も出てきます。
立場上仕方ないこともありますが、先を越されたッ!
と残念なこともあります。
ちょっとでも有利な展開にしたいところです。
調整する側 来年末までスケジューリング!?
12月は何かと忙しない月です。
税理士試験を受験していた頃、毎年中旬に試験発表があり、
発表日数日前からヤキモキしていました。
税理士試験の発表日は11月末に変化したものの、
翌年の試験日程も同時に公表される点は変化なしです。
2025年(令和7年)の日程は以下の通りです。
来年の受験・合格を予定している方には無視できない日程です。
コロナ禍でも予定通り実施された年に一度の試験です。
日頃の勉強もさることながら、当日の体調管理も含めて調整が必要です。
調整する側 調整されるからさらに後手
税理士試験も税務申告の期限も圧倒的に立場の強い側が決定しています。
受験者も納税者も日程を調整される側という点では同じです。
受験日や申告期限から逆算して段取りするしかありません。
収入への源泉徴収が避けられないであれば、手取でやりくりする
といった発想に似ています。
他方、日程を調整できる場合、積極的にスケジューリングすると、
使える時間があらかじめわかるメリットがあります。
調整される側よりも調整する側の方が気が軽くなります。
とはいえ、デタラメな日程を設定してしまうと自滅します(笑)。
調整する側 先行するためには?
自滅しない日程調整をするためには、
- 仕事や処理の時間をあらかじめ見積もる
- 前倒しで仕事や処理を進める
といった留意点があります。
どちらの留意点も先行するための条件と言えます。
年末調整や確定申告であれば、対応する件数や内容を把握して、
日付入りで期限を提示することになります。
年1回の年末調整や税務申告だけが対象とは言えません。
「月次決算」といった経営者の任意で行なう経営の管理も
「翌月◯日まで」といった期限を設けます。
希望だけでなく、実施できることも期限設定に必要です。
毎月の月次決算の実施であれば、
- 資料やデータが揃えられる
- 処理すべき内容を把握している
- 処理の内容を理解している
- 月次決算の結果を経営に活かす
といった準備や理解を土台に進めることになります。
上記のような土台に不安がある、日程調整に不安があるなら
税理士との相談・依頼がおすすめです。
経営者や経営状態に応じた日程の調整を進めていくことも
経営の効率化につながっていきます。
蛇足
アイキャッチ画像は「かぶら寿し(よね田、富山県南砺市)」です。
北陸の冬の味覚の一つです。
食べるのに気が取られ、主役のブリが見える断面を撮り忘れました(笑)。
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