AI任せで折り合う点を探していく!
所得税の控除見直し✕生成AIs
AI業界の成果が日々更新されています。
うっかりしていると何が新しいのかわからなくなります(笑)。
日々の課題の中でAI を利用していくことが最短のキャッチアップです。

ややこしい課題の予告
AI で 折り合う 使わないとわからない
自分が知らないものや見たことがないものを否定していると
長期的には行き詰まってしまいます。
たとえば、生成 AIにも当てはまります。
毎日のように成果が更新されています。
1か月もAIを利用しない、情報にも関知しないでいると
浦島太郎のようになりそうです(笑)。
生成AIの発展や魅力は一時的なものでも局所的でもないので、
とりあえずでも利用してみることがおすすめです。
AI で 折り合う 所得税の控除の見直し
AIの処理能力は驚異的ですが、生産的・建設的にのみ利用すべき
とは限りません。
とりあえずAI任せで済ませるといった利用もありです。
たとえば、令和7年度の所得税の見直し。
基礎控除や給与所得控除の変更、「特定親族特別控除」の創設が加わります。
令和7年分の年末調整より影響があり、令和8年・9年においても
別途対応が必要となります。
早めの情報提供が有益ですが、第一報はサクッと済ませたい対象です。
今回は複数のAIを利用して、簡潔なスライドを作成しました。
利用したAIは、NotebookLM・Gamma・ChatGPTです。
有料サービスもありますが、私は無料の範囲で利用しています。
まず、NotebookLMに必要なデータを読み込ませて要約します。
次に要約したテキストをコピーして、Gammaでスライドを作成します。
驚いたのは画像の生成・挿入です。
スライドの文言に見合う画像が配置されていました。
作成されたスライドはPowerPointファイルでダウンロードできます。
これでサクッと完成!、とはいきませんでした(笑)。
フォントや文章の配置といった細かな変更もありましたが、
基礎控除の説明は不適切でした。
この点はChatGPTを使って一部を修正、Excelで編集しました。
今後、年末調整では詳細な対応が必要となりますが、
第一報のスライドとしては悪くありません。
30~40分程度の時間で作成できた点も及第点です。
AI で 折り合う 課題が最短ルート!
資料の作成に限らず、生成AIの出番は増えています。
操作性や正確性、コストなどの問題があるとは言っても
AIの魅力は補って余りあるほどです。
完全・完璧・安全になるまで利用を見送る理由はありません。
他方、AIが完全無欠ではないので利用者側での判断、
折り合いメリハリ・優先順位をつける必要があります。
有識者はいるものの、AIの発展が続いているので
状況はまだまだ流動的です。
日々の課題の中でAIを利用して折り合える点を探すことが
AI利用の最短ルートです。
蛇足
AI の処理 能力は魅力ですが、良くも悪くも最大公約的
といった点はちょっと残念な面もあります
今回作成したスライドでは画像が生成・挿入されましたが、
「電卓」はちょっと古い税金や税理士のイメージです。
税金や税理士のイメージもいつか変わるかもしれませんね。
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