指示出しの苛立ちを減らすトレーニングとは?
AIのプロンプトを参考にする!
「指示待ち族」が苛立ちの原因とされることがあります。
他方で、残念な指示の出し方も苛立ちの原因になります。
無害な状況下でのトレーニングに期待がかかります。
指示出し 無縁になったはず?の誤解
ミスをしていて気づくことができれば、対処方法がとれます。
一方で、ミスの自覚がない、自分と関係がないと思い込んでいると、
ミスを自覚できないことがあります。
たとえば、私(笑)。
税理士事務所を構えているといってもフリーランス状態であり、
日常の仕事では組織人という感覚はありません。
指示を待つことはありませんし、指示を出すこともありません。
そうはいっても、指示を出すことは必ずしも無縁とはなりません。
たとえば、お客様への対応。
税務会計の知識や理解に乏しい方に依頼をする場合、
誤解のない指示が必要となります。
口頭でも書面(メール)であっても、誤解のないわかりやすい指示は
受け手の負担だけでなく、出す側の残念な苛立ちをスルーできます。
指示出し テンプレートをまねる・パクる
指示の適切な出し方は実践で鍛える!という正論もありますが、
トラブルが続くと凹みます。
対人ではなく、対AIの利用がおすすめです。
ChatGPTなどの生成AIは対話形式で指示を出します。
高性能のAIといっても「指示待ち族」なので(笑)、
遠慮なく指示できます。
指示、「プロンプト」にも効果的・効率的な見本といえる
テンプレートがあります。
たとえば、デジタル庁が公開しているプロンプトもその一例です。
(「デジタル庁 プロンプト テンプレート」で検索)
CSV形式でまとまった一覧がダウンロードできます。
残念な指示をあれこれいじくりまわすより、お手本をまねる・パクると
改善点の洗い出しが進みます。
たとえば、「1つの業務を複数のタスクに分解させるプロンプト」。
ダラダラと指示が続く状態は、受け手にとってはウンザリする状況です。
指示の受け手として実感がこもります(笑)。
下記の赤枠がプロンプトのテンプレートです。
ちょっとした指示ですが、それでも改善の余地はみつかります。
指示出し 大事に至らせないトレーニング
フリーランスや小規模な組織での業務では、
- 大まかな指示
- 曖昧な指示
- 不明瞭な指示
- 指示の欠如
といったことがあります。
顔のみえる当事者間でなんとかやりくりできる場合であれば、
改善されない状況が続くこともあります。
大事に至らなければ目くじらを立てることもないとも言えますが、
負担や不満が解消されないまま残ります。
立場や状況次第では、指示の出し方は習得しづらいこともあります。
生成AIへのプロンプトをテンプレートを使いながら利用してみると、
トレーニングの機会になります。
ディスプレイから指示の受け手のは不満な表情はみえないので
おすすめです(笑)。
蛇足
アイキャッチ画像はフレンチトーストです。
大半を食べてしまった後に撮影を忘れたことに気づきました(笑)。
食パンがベースでもフレンチトーストになると別物ですね。
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